Rassvet 歩行編

久々にお手入れする上でちょいと模様替え。読んだ本とか行った場所について買いてくつもりです。

Gレコ雑感

 Gのレコンギスタ、テレビ放映がいよいよ始まって富野監督のテレビ作品が放映されるのなんて何年ぶりかしらと思いつつ、第1話2話のあたりをレビュー…というか設定がゴチャゴチャしてるのでちょっと整理。

 

 さて第1話の方ではOPが付いてますが、これが正式なものなんか未完成なのかは分かりませんが、やっぱり軌道エレベーターが上がって行くシーンというのはこの作品の重大なモチーフっぽいですね。

 テーマ的にも「停滞してまったりやってる世界(ターンエーのエンディング的な世界)」から「それでも前に進んで行こう!」って世界への変化を描くっぽいですし。

 Gレコの世界は宇宙世紀の爆発的な技術革新の末に、行き詰まった人類が共食い(「クンタラ」とはこの時食べられた側の人々で、いまだ非差別階級)までする極限状態に陥って、ようやく落ち着いた時代の話のようです。

 そういう時代を経たものだから、文明レベルも宇宙世紀時代よりだいぶ後退している模様。

 最初に出てきたスコード教という宗教が「これ以上の文明の発展はダメ」と文明レベルを抑制しつつ、資源と資源運輸を司る軌道エレベーターをキャピタル・テリトリィが管理することで、文化・政治経済の両方から、文明の発達を押さえている、という状況のようです。

 当然、モビルスーツは製造を禁止され、宇宙世紀時代のモビルスーツ製造技術は「ヘルメスの薔薇の設計図」という一部の人間のみが知るデータとして保存されていると。

 で、Gセルフっちゅうモビルスーツは、どうもそのヘルメスの薔薇の設計図をもとに作られたっぽい、オーバーテクノロジーな機体らしいんですな。

 それがなぜか空から降ってきたので、最初のシーンでキャピタル・ガード(キャピタルシティの警備隊)と海賊(アメリア国の軍が海賊にカモフラージュしてる。とはいえ、それは周知の事実のよう)がそれぞれ手に入れようと追いかけっこしてたわけですね。

 …最初のシーンに情報詰め過ぎや!

 ここまで書いてすでに長くなったのでまた次回。